TCAP’s Point of View #2 /ソーシャルビジネスをデザインする – TCAPが提唱するソーシャルビジネスモデル・フレームワーク | TOKYO CREATIVE ACTION AND PROJECT

TCAP’s Point of View #2 /ソーシャルビジネスをデザインする<1> – TCAPが提唱するソーシャルビジネスモデル・フレームワーク

TCAP, ビジネスモデル/戦略/組織
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そもそもビジネスモデルとは
そもそも、ビジネスモデルのデザインは、営利企業にとって非常に難しい問題である。
難しい問題ではあるが、これまでビジネスモデルという言葉の定義自体があいまいで、”バズワード”のイメージが強いものだった。

多くのビジネスパーソンにとって、ビジネスモデルとは「事業によって収益を上げる仕組み、誰に、何を、どうやって売るかの仕組み」と言った程度の認識しかなかったのではないか。

「弊社のビジネスモデルは・・・」
「我々は業界において新たなビジネスモデルを構築し・・・」
このような発言にあまり深みがないことは、みなさんもご存じの通りだ。

そんな中、興味深い論文が発表される。
マーク・ジョンソン著 ”Reinventing Your Business Model”だ。
この論文はハーバードビジネスレビュー誌で、2008年のマッキンゼー賞を受賞しており、
「ホワイトスペース戦略 ビジネスモデルの<空白>をねらえ」というタイトルで書籍化もされている。
誰でも簡単に読むことが出来るので是非読んで頂きたい。

本書の内容は詳述しないが、注目すべきは、論文の中でビジネスモデルの定義が行われている点だ。
マーク・ジョンソンは、ビジネスモデルの構成要素として、顧客価値提案、主要業務プロセス、主要経営資源、利益方程式の4つを挙げている。
顧客にどのような価値を提案し、それをどのような業務プロセスと経営資源で実行していくか、
どのように利益を上げるのか、と言ったビジネスに必要な要素がこの4つの要素で網羅されているのだ。

もちろん、この論文以前にもビジネスモデルについての研究はされていたわけで、日本国内では根来龍之や国領二郎といった研究者が有名だが、ここではフレームワークとしての明快さや、後に説明するTCAPの「ソーシャルビジネスモデル」や、その土台となる「ビジネスモデルキャンバス」の考え方のベースになることから、マーク・ジョンソンの例を特に取り上げておく。

衝撃を与えたビジネスモデルキャンバスの考え方
さて、このマーク・ジョンソンのフレームワークの方向性を踏襲しつつ、新たなフレームワークでビジネスモデルを定義した本が2010年に発売された。「Business Model Generation」と言う本だ。

この本では、新たに「ビジネスモデルキャンバス」というフレームワークが紹介されており、そのフレームワークをベースにビジネスモデルを設計していく事を提唱している。

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